『COLEMAN MILITARY BURNER NO.523』
『COLEMAN MILITARY BURNER
vehicular model NO.523』
歴戦の勇士!第二次世界大戦の戦火を掻い潜った火器
『COLEMAN MILITARY BURNER』が今ここに在る。
MILITARYシングルバーナー520を見掛ける機会は多々在るが、MILITARYツーバーナー523を、
見掛ける機会は少なく、見掛けても残念ながら『COLEMAN』製では無い、他社製の物だったりする。
無理・無駄・ムラを極力削ぎ落とした『軍用品』だけが持つ、その機能美には目を見張るものがある。
単なる「野営用具」として使うのでは無い、戦火を潜った『魂の火器』がそこにある!
『COLEMAN MILITARY BURNER vehicular model NO.523』
通常の『COLEMAN』ツーバーナーとは異なり、『軍用』シングルバーナー520の2つのユニットを
一つのタンクで共有し、二つの火口を持った『model NO.523』です!
実はこのモデルの大きな特徴として、伸縮自在の風防を備えており、正に実践に即した機能と
合い間って、これが『COLEMAN』か?と、見る人の目を奪う形状を持っている火器なんですねぇ~。
戦火の中!強風下の状況に置いても、煮炊きの作業に配慮した熱効率を考えた心憎い装備です。
パッケージは持ち運びを考え、フラットな状態の23㎝×38㎝×11㎝の大きさ、しかもケース自体を
「トレイ」や「大鍋」として活用が出来る様に工夫された設計と成っています。
『OLD COLEMAN』好きの方なら、ご存知の方もあると思いますが
「ゴールド丸タンク」の色を変えた「深緑色のタンク」を備えています。
スタンド(足)は折り畳み式であり、本体の側面に折り畳む事が出来、コンパクトに収納が可能です。
折角ですから、左右そして背面からも見てみましょう。
この時代のタンクは、真横にポンピングノブを備えており、そのタンクの反対側が、給油口及びエア抜き
となった円柱形のタンクと成っています。
※ 後半へつづく
『523』 細部を見てみましょう。
白ガス利用の火器ですが、
良く見るとプレヒート用の皿を備えているのが判ります。
いよいよ『魂の火入』のため、
今回はポンピングを200回程、スムースにポンプノブをストローク!
伸縮式の風防をセットし『魂の火入』の準備を行います。
そして、パーママッチで『魂の火入!』
既に燃焼状態に在りますが、フラッシュのため炎が見えず!
今度はフラッシュを消して撮影します!
ゴーー!と言う、戦闘機にも似た独特の乾いた燃焼音!
凄まじい轟音と共に『魂の炎!』が立ち上ります。
燃焼が安定するまで、約60秒程度!バルブを開け、コックを絞り、火器に魂が入ります!
しばし鑑賞会の開催です!火器大師匠 『野良坊さん』 ありがとうございました。
流石!
『COLEMAN MILITARY BURNER NO.523』軍用モデルです!
次回はフィールドで、この燃焼音を轟かせたいですねぇ~~!
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